安積澹泊 [先生]
お気に入り度 2007年4月30日撮影
所在地:茨城県水戸市三の丸・水戸第二中学校前
水戸黄門・格さんのモデル、安積澹泊(あさか・たんぱく)のミニ銅像です。
すでに皆さんご周知の通り、安積澹泊(通称:覚兵衛)は学者であって、「水戸黄門」の中での黄門様との諸国漫遊を含め、腕っ節の強い格さんというのは創作されたものです。
この像がある水戸第二中学校は、「大日本史」の編纂が行われた彰考館があった場所です。
安積澹泊は38歳の時に6代目彰考館総裁に就任しています。
(以下碑文より)
安積澹泊は、10歳のとき光圀に招かれていた明の学者朱舜水に入門し、その厳しい指導を受けて学問を修め、28歳のとき史館に史員として入った。以来、82歳で没するまでの50余年の長い間「大日本史」の執筆や校訂にあたった。
特に光圀の没後は彰考館総裁として活躍し、晩年には、新井白石・荻生徂徠などの学者と学問的交渉を深め、水戸史学を代表する学者として信望を高めた。
平成5年3月 水戸市教育委員会
|
コメント 0